あれは。

哀しい運命に翻弄された兄弟の物語かもしれないし、道を違えた姉妹の物語かもしれない。

終焉に立ち向かう少年の物語かもしれないし、大切なモノを失った子供の物語かもしれない。

 

あれは。

愛と殺戮に生きた女優の物語かもしれないし、賢しく可憐な強かさで檻の外に居続ける誰かの物語かもしれない。

復讐を望んだ屍達の物語かもしれないし、摂理に抗い夜明けを見た彼等の物語かもしれない。

 

あれは。

窮地で現れる魔法使いの物語かもしれないし、最適な演算による見解を有した何かの物語かもしれない。

悪魔と共に永遠を生きる少女の物語かもしれないし、堕ちることで救われた2人の物語かもしれない。

 

それは。

仮初の幻想、借物の舞台。

いつかに綴られ、いづれは紡がれ。虚構の中に真実など無いと、誰が断言できよう。

 

これは。

夜毎世迷う迷児の戯言、夜な夜なよたりし与太咄。

どれが夢で、どれが現か。借りた宴に僅かな含み、騒げ騒げや万愚節。

23分間で廻り巡るサンホラメドレー

吹奏楽のための<Sound Horizon Chronicle>~廻り巡る地平線~

 メドレー本家→Ramma氏(23分版:sm16480950)(10分版:sm7571533)(13分版:sm16067520)

オケとしてお借りしました→吹奏楽のための23分間で廻り巡るサンホラメドレー:タカヒロ氏(sm32812426)

参考ust→10分版:シオン氏(sm24969841) 13分版:yuka氏(sm30192620)

 

 

自宅配布所の面子が擬似地平線入りしたようです(訳:今年もエイプリルフールがやってきましたね)。

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そして残酷な真実と共に、虚構に満ちた《箱庭》は或る種の《世界》へと変わる。

嘗ての騙り手は幸福を望み、次なる語り手もまた同じ。

君は、同じように愛してくれるだろうか。